最近「さとり世代」という言葉を聞きます。
ネットのkotobankで見ると「インターネットの掲示板『2ちゃんねる』で生まれ、広まった、堅実で高望みをしない生き方。」
1980年代半ば以降に生まれた世代。「ゆとり教育」を受けた世代に当たります。
具体的な特徴として、「車やブランド品に興味がない」「欲がなく、ほどほどで満足する」「恋愛に淡泊」「海外旅行に関心が薄く、休日を自宅やその周辺で過ごすことを好む」「節約志向で無駄遣いはしないが、趣味にはお金を惜しまない」「様々な局面に合わせて友達を選び、気の合わない人とは付き合わない」などが挙げられます。
このような生活は質素で「足るを知る」生活のように見えますが、私から言わせれば単に怠惰で我がままとしか言えません。
そして「さとり」という言葉を使って欲しくありません。
以前にこのブログでも書きましたが、今の安住した生活は過去の私達の先輩が汗水たらし、歯を食いしばってこの国の経済を作り上げてきた「成果」であり「果実」です。
それを何もしないでその「果実」を当り前のようにして食べるだけ。
将来、彼らの子供達はどうなるのでしょう。
「残されたのは親の世代の食い散らかしばかり」という状態にもなりかねません。
「さとり」という言葉に誤魔化されないように!
下を見て暮せ!上を見て励め!