ついこの間まで、不景気で人手も余り、若い人の就職先がないと言われていました。
それが今、その状況が変わり、建築や飲食産業を中心に会社は人手不足で困っています。
その人手不足の原因は、不景気だと言われている時、簡単に人員を整理をしてきた結果です。
そのような会社は社員教育もしていませんので人が育っていません。
一方、同じ建築や飲食産業の会社でも困っていない会社があります。
不景気と言われている時でも、我慢して人手を確保してきました。
その会社は景気が回復した今こそ、その力を発揮しています。
昔から「不景気の時こそ飛躍のチャンスだ」と言われてきましたが、それはこのようなことを言うのでしょう。
将来景気回復する時のために、辛くても人員整理をせず人を確保し、社員教育を施し、人材を育てる。
余剰になっている人手を新規開拓や新製品開発に向かわせる。
そして景気が回復した時は、縮んでいた身体から一気に伸び上がるように、会社は急激な発展を遂げていきます。
それが今なのでしょう。