最近は温暖化が進んだせいでしょうか、暑い日が続きます。
北海道・札幌の今年の夏は特に暑いです。
9月になっても気温が下がりません。
温暖化のせいか、植物や海の生物に影響が出てきているようです。
ただ、温暖化と言うとマイナスの面が強調されますが、プラスの面もあります。
いまさら言うことでもありませんが、北海道は農業国です。
それが温暖化により、もっと農業に向いた環境になってきています。
聞いた話ですが、北海道中央付近の気温は、50年ほど前の新潟の気温と同じになってきたそうです。
現在、コシヒカリやササニシキより美味しいと言われるお米が北海道で生産されています。
北海道米「おぼろづき」や「ふっくりんこ」がそうです。
農業とは別に運輸という面もこれから見直されそうです。
アメリカに飛行機でモノを運ぶ時、千歳空港から運ぶ方が成田から運ぶより距離が短かくコストも安くなるそうそうです。
その他に船もそうです。
以前から検討されてきたそうですが、温暖化で北極海の氷が解けてきたため、アジアとヨーロッパを結ぶ「北極海航路」が開拓されています。
アジアとヨーロッパをつなぐ航路は、現在スエズ運河経由ですがそれに比べ時間もコストも安くなります。
日経新聞の記事によりますと距離が3分の1(約10日)、燃料代も50万ドル(4200万円)節約できるそうです。
温暖化により北海道は農業ばかりでなく運輸基地として見直されてくることなるでしょう。
これから10年後の北海道は今まで以上に、皆があこがれる土地になっていると信じています。
ぜひとも北海道人がその推進の担い手になってほしいものです。
美味しいところを他の人に持っていかれないようにしましょう。
「新北海道時代」がもう始まっています。