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起業メンター日記

私は若い頃、自分の事を「僕」と言っていました。
それが今のように「私」と言うようになったのは何時頃か定かではありません。
ただ、若い頃「僕は」とか「僕の」と、いつも「僕」という言葉を使っていたので、しまいに「僕ちゃん」と言われた事もありました。
昨日読んだ本の中に、この「僕」という言葉に関して興味ある事が書かれていました。
日本で初めて自分のことを「僕」を使ったのは幕末の偉人吉田松陰だそうです。
中国の「漢書」の中にその言葉が書かれています。
吉田松陰はその「漢書」を読み影響を受けたようです。
昔から「漢書」は日本でも読まれていました。
なので「僕」という字は日本でも以前から知られたいました。
ただ、それまでは「僕」を「やつがれ」読んだそうです。
へりくだった自称です。
その「僕」を吉田松陰が初めて「ぼく」として使いました。
謙称として使ったようです。
吉田松陰が使い出したので、吉田松陰が主宰していた松下村塾の塾生達も使い始めたそうです。
あの高杉晋作も使っていたようです。
現在も謙称として使えばいいのでしょうが、今使うと単なる「甘えん坊」に思われてしまう。
時代が違うのでしょうね。

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