商売で一番大事なのは何を売るかです。
間違える人がいますが、商売で売るのは「製品」でなく「商品」です。
物としての価値は「製品」にもありますが、欲しいと思わせる要素が加わった物が「商品」です。
商売で大事なのは、何(What)を売るかです。
「シズル感」という言葉はマーケティングの世界で使われます。
ステーキを売る時、単に肉を見せるのでなく、ジュージューと音を出している状況を見せることを言います。
それにより食欲が増し購買意欲がわきます。
食べ物ばかりではありません。
色々な商品に言えます
例えば、バックはデザインの良さを見せるために、人気モデルに持たせ写真を撮るのか。
手帳や手帳の収納状況を見せて使い勝手の良さを訴えるのか。
それによって同じバックでも「何を売るのか」が変わってきます。
何(What)を売るかが決まってから、その後にどう売るかのHowを考えなければなりません。
何を売るかが明確でなければHowも出来ません。
時々、物としての「製品」を売っているだけの経営者を見かけます。
売り上げが伸び無いなと思っている経営者は、もう一度自分の会社は何を売っているのかを明確にする必要があります。