来月の金曜日に予定を入れようとしたらその日は13日。
13日の金曜日です。
昔に「13日の金曜日」というアメリカの恐怖映画があり、13日は縁起の悪い日と言われています。
日本では4は死、9は苦の言葉に結びつき、縁起が悪い数字と言われます。
昔、厄歳の人は厄落としのために、人の見ていないところでひっそりと櫛(くし)を道端に落とすといいと言われました。
苦と死を落とすためです。
ですから、間違っても道ばたに落ちている櫛を拾ってはいけないのです。
拾った人に苦と死が付くそうです。
以前、私がホテルを開業する時に、客室の番号には4と9の数字は使わないようにしました。
階数を表す数字の部分は仕方がありませんが、それ以外は避けました。
201,202,203,205、206,207,208,210のように。
ホテルが開業してしばらく経った頃、宿泊されたあるお客様からクレームが入りました。
「13を使った客室があるのは非常識だ」と言うのです。
そのお客様の部屋番号は213のように13を使っていました。
お客様はキリスト教の信者だったのかもしれません。
その時ばかりは何も弁解出来ず、謝るしかありませんでした。
中国では7,ネパールでは3と8が縁起悪い数字だそうです。
多くの外国人が来日されている今の日本。
客室番号にここまで気を使うことは必要ないでしょう。
そう言えば、日本の縁起の悪い4と9を足すと13になります。
関連あるのでしょうか?!