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株式会社ヤマチオフィス

起業メンター日記

勉強は誰のために

会社を良くするために社長は色々考えます。
時にはコンサルタントを入れ指導を受けることもあります。
それでも会社が良くならない。変わらない。
良くならない第一の要因は社長にあることがほとんどです。
社長の考えが変わらないのに社員が変わり、会社が変わるはずはないのです。
極論を言えば、社長を替えれば会社が良くなることもあります。
しかし社長としてはそれを認めることが出来ないでしょう。
一生懸命勉強する社長は多くいます。
それは会社を良くするのがその目的です。
社員教育するための情報・知識を得ようとするのです。
しかし本当の勉強は、社長である自分が変わるための勉強であるべきです。
そこのところが分かっていない。
自分は変わらないで、社員達を変えようとする。
自分は出来ていないのに社員に強要しようとする。
「誰に負けない努力をしよう!」「燃える闘魂!」「お客様が第一!」「感謝の気持ちを持とう!」「利己でなく利他の心を大切に!」
「お客様第一!」
そのようなことは社長がまず第一に実行しなければ、社員はそれを実行しようとしません。
どのようにするのか社長が手本を見せねばなりません。
それをしなければ社員も会社も変わるはずはありません。
勉強は誰のための勉強なのか。
そこのところをよく考える必要があります。
勘違いして、勉強で得た知識をすぐ社員に使いたがる社長がいます。
全く逆です。
そこのところ分からないと社員教育が無駄になってしまう。
社長は分かっているはずなのに実行している社長が少ない。
「優れた社長」と「そうでない社長」との違いはここにあります。

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