毎週日曜日5時30分からのテレビ番組「笑点」はよく見ています。
特に大喜利は面白いですね。
ただ時々円楽さんが語る政治風刺。
政治家が悪いことをしたことを面白く話します。
少し気になります。
また、「相棒」というドラマも好きですが、そこにも警察官僚を悪い階級のように描かれる場面が出てきます
テレビの影響は大きいです。
特に子供達の心に深く刻まれます。
私は中学生・高校生の時、先生達が折に触れて金持の批判をしていました
その為、「金持ちは悪いことをして金儲けをしている」という印象が子供心に残りました。
ある時、父に向かって「金儲けは悪い」ようなことを言って父を怒らせたことがあります。
父は真面目に一生懸命頑張って事業を発展させていました。
勿論、結果お金も入ってきました。
決して悪いことをして稼いだのではありません。
同じように真面目に政治をしている人もいます。
官僚となり頑張って国を支えている人もいます。
そうでなければ日本という国はとうの昔に崩壊しています。
そのことは子供達には分かりません。
テレビで見たり聞いたりしたことが本当のことのように思ってしまいます。
これは怖いことです。
将来の仕事として、政治家や官僚、経営者になろうという気持ちが生まれません。
私達はもうそろそろ、自虐的な言葉をやめ、希望の持てる言葉を発していかなければなりません。
マスコミも一部の悪い人だけを指摘して、その分野の全てを語るような論調も考えるべきです。
夢と希望の持てる言葉を発する。
それが大人の責任であり、務めだと考えます。