「自分は頭を下げ下げやってきた。しかし、誇りだけは失わなかったと思う」
これは松下幸之助さんの言葉です。
商人とは謙虚で相手の気持ちのわかる人です。
偉そうな人、自信過剰の人、自分は頭が良いと思っている人。
その様に勘違いしている経営者が多くいます。
昔の道頓堀の商人は、常に前屈みになって歩くと言われました。
お客様といつ会うか分からない。
お会いしたら、直ぐに頭を下げて挨拶をするため、前屈みになって歩くのです。
決してふんぞり返ったりしてはいないのです。
卑屈そうに見えますが、人としての誇りは失わず、常に凜とした心情を持ち続ける。
本当の商人の姿だと思います。