人間には「知性」「稚性」「痴性」が必要だ。
作家の山口瞳さんが言った言葉だそうです。
「知性」は知識や知恵、物事を知っていることです。
「稚性」は可愛げです。知的な人や、優れた人と言われる人がフッと見せる可愛らしさ。それが、その人の魅力をきわ立たせます。
「痴性」は自分の劣ったところを敢えて見せることです。「私は馬鹿な人間です」と言いながら、人の懐に入っていきます。人は他の人が弱みを見せると、心を許してしまうものです。
勿論、この「知性」「稚性」「痴性」の「3つの性」は、過ぎると逆効果になります。
ほどほどが大切です。