毎日の新聞やテレビ報道でニュースが流れてきます。
一方的な見方の報道が多い中で、視聴者は「良い・悪い」の判断を下します。
視聴者がその様な判断する要因の多くは、メディアが判断する「良い・悪い」に従っていく様に思います。
メディアが流す情報は事実かもしれないが、一方的な見方からの事実で、本来の姿を表す真実とは違うと私は思います。
また、見方も「良し・悪し」の二者選択ではなく、グレーを見分ける目も養う必要もあるのではないでしょうか。
特に経営において大事な事です。
「良し・悪し」の二者選択しかできない経営者は、判断を見誤ります。
「成果を出した社員は良くて、成果を出さない社員は悪」だとしてしまいがちです。
そうではありません。
成果を出せなかった社員は、今は成果を出せなくても、コツコツと努力しているかもしれなく、将来大きく花開くかもしれません。
また成果を出した社員も、その成果の出し方に問題があるかもしれません。
経営者の判断基準は常にニュートラルであるべきです。
白黒の判断は大切ですが、グレーの見分け方も大事です。