牝鶏(ひんけい)の晨(あした)するは、これ家の索(つ)くなり、
これは貞観政要の中で文徳皇后の言葉として紹介されているものです。
その意味するとことは「女性が出しゃばれば、家を滅する元」という意味です。
今の時代この様なことを言うと、時代錯誤と言われます。
ただ、今の時代に置き換えて言えば、会社のトップである社長の奥さんが、その会社の役でもないのに、会社のことに口を出すことは、会社をおかしくしてしまうと言うことです。
会社のトップである社長は孤独です。
時には、専務や常務にも言えないことがあります。
つい、家で奥さんに話してしまうことがあります。
その時に、あまり会社のことがわからない奥さんが会社の方針などに口を出すと、社長が間違った決断をしてしまうことがあります。
それを諌めた言葉です。