価格交渉で役立つ知識。
「交渉ごとにおいて、大きく要求すれば、大きく得られる」という法則があります。
「初頭要求極大の法則」と言います。
元々、交渉は双方の譲歩により成立します。譲歩の幅を多く持っていた方が精神的にも優位に立てます。
日本人は真面目なので、価格交渉では双方にとって妥当と思われる金額を提示します。
しかし、海外の交渉人は平気でその2倍3倍の価格を提示します。
例えば日本人は100万円で購入希望金額を提示すると、先方は妥当な金額は100万円だと思っていてもも、平気で300万円と提示します。
100万円と300万円、そこから価格交渉が始まるのです。
結局150万円に落ち着き、日本人は50万円も高く買わされてしまいます。
価格交渉は強気に言って方が強いのです。
これが交渉術の大事な1つです。