昨日は2月1日。月の初めということで北海道神宮と琴似神社にお参りに行ってきました。
私の父が昨年末亡くなったので暫く喪に服していた為、神宮、神社ともお参りに行っていませんでした。
身内に不幸があると神棚さえ触れることが出来なくなります。
ですから昨日は今年初めてのお参りになります。
神宮に朝7時頃に行くと人も少なく、お参り後フッと横を見ると、まだ撤下塩(おさがりしお)が残っていました。
撤下塩というのは神宮で神前にお供えした塩で、それを少しずつ袋詰めされたものです。
人気がありいつもはすぐ無くなってしまいます。
冬の、そして雪が降っている神宮、神社ともモノクロの印象でした。
人も地味目な装いで、落ち着く色合いです。
日本の伝統的な文化は結構モノクロの世界ではないか思えてきました。
そのモノクロの世界に巫女さんの赤い袴が映えてくるのでしょう。
土門拳の写真もモノクロだからこそ迫力があるのかもしれません。
そんな風に思いながらお参りしていると、すれ違う人同士が知らない人でも自然と「おはようございます」と言葉が出てきます。
朝早く神宮や神社にお参りに来ていいと思うことの1つが、自分が素直になれるということでしょうか。
毎月1日にはお参りに来ていますが、そればかりでなく、仕事をして、疲れて来た時も行きます。
それは自分が素直でなくなっている時なのかもしれません。