オリエンテーションと5回の講座を振り返ってみると、講義前の準備が結構大変でした。
でもその準備をし、いかに分かりやすく話をするかを考えることが私の勉強になりました。
やはり「人に教えることは自分が学ぶこと」と実感しました。
「ご近所先生講座」の最終日は4回目の講座の時に作った起業事業を3グループから発表をしてもらいました。
Aグループは「たまり場」、Bグループは「ほおずきランプ」、Cグループは「定食屋+コーヒー」の事業をテーマに代表者によるプレゼンテーションです。
「たまり場」は事業目的を「人の心と体を癒し、人と人をつなぐ『町の保健室の様な場所』の提供」と定義づけています。
そしてその視点は「心」「人」「体」の3点に置き、商品やサービスを考えています。
「ほおずきランプ」は講座参加者の中に実際に趣味で「ほおずきランプ」を作っている人がいて、その製品を売り出す方法を考えています。
この事業の目的は「ほおずきランプで人の心に感動を与えたい」です。
作られた作品を見ましたが、本当にほおずきの中から放たれる赤い光が郷愁をそそり、優しい気持ちになります。
これは外国人向けのお土産としても可能性がありました。
「定食屋+コーヒー」の店は実際に北海道留萌市で起業したいという現実的な事業です。
この事業の目的は「地域に食の夢を与え、老若男女が集い、食事が出来、地域住民とのコミュニケーション及び食育の場・空間の提供」です。
この事業で起業を希望している人は、実際に留萌に土地があり、漁業、農業関連に親戚や知人がいることで、良い素材を安価に仕入れることができる環境にあります。
この3事業はまだこれから練られていかなければならないところはありますが、それぞれ考えられたユニーク視点もあり、面白い内容でした。
今回の「ご近所先生講座」は「身の丈起業のすすめ」がテーマなので、その目的は「起業はそれほど高い壁があるわけではなく、事業計画も、実際に作ることで作り方が身に付く」ということを知ってもらうことでした。
最終日に3グループの事業発表を聞いてその目的は何とか達成したのではないかと思っています。
今このブログを書きながら、自分が勉強になったことと、新しい良き縁が生まれたことを感じています。