私も2週間程前、あるセミナーで話を聞いている時、肺か気管のあたりの調子が悪くなり、咳ばらいが多くなり、少し周りの人に迷惑をお掛けしたかも知れません。
熱も無く、のども痛くなく、空咳が出る程度でした。
3日後あたりから夜の咳がひどくなり、寝れない日が続きました。
咳は日中はほとんど出ません。
病院へ行き、薬で何とか寝れるようになりなしたが、まだ少し出ます。
今までの私の風邪は鼻から始まったのですが、今回は全然前兆もなく始まりました。
身体が年と共に少しずつ変化しているせいなのかもしれません。
私の風邪とは別ですが、私達の周りの病気が、従来と違った病原菌が多くなりました。
私が小学生の時とは大きく違っています。
環境の変化と、医療が進み、それに耐えうる、より強力な耐性病原菌の増殖があるのでしょうか。
抗生物質の多用にその原因があるかもしれません。
それも人間の快適な生活を求めての結果です。
本来の免疫力で回復したものが、簡単に抗生物質を使用することがありました。
勿論、現在病気で苦しんでいる人達を指しているのではないのです。
世の中豊かになると快適を求めていきます。
それが満たされることで、あわせて体力・体質が変化し、弱体化すると言われています。
もっと言うと、人の精神もそうでしょう。
豊な生活は精神も甘やかします。
もっと耐性のある精神を作る努力をしなければ、体も弱く、精神も弱く、体力さえない日本人が増えて行きます。
それを少しでも防ぐために、もっと自分に課する生活をした方がいいのかもしれません。
だからと言って急激な変化は身体に良くありませんので少しずつ。
朝早く起きる努力をするとか、毎日運動するとか、辛いけれど帰宅後毎日1~2時間は本を読むというような「怠惰な本能に抵抗する行動」から始めてもいいのかもしれません。
これから大きく変化することが予想される日本。
そこではタフな精神と体力が必要とされそうな予感がします。