昨日は「サポスポ起業家交流会」のランチ会がありました。
毎月第2水曜日12時から開かれています。
毎回スピーチがあり、また参加者の近況報告などを行います。
昨日は60歳代の起業家が行って来た、東北復興支援ボランティアの報告でした。
行く前は体力的にキツイのかと心配していたそうですが、大丈夫のようでした。
今回のボランティアは札幌市社会福祉協議会が中心となり、日本旅行が主催した3泊4日のパックツアーです。
1泊目と3泊目はフェリー泊、ボランティア活動も実質2日間というものです。
今回行った先は大槌町でヘドロの撤去が中心だったそうです。
大槌町は約15,000人の人口のうち1割に当たる1500人が死亡・行方不明と大被害にあったところです。
大槌町の周りの宿泊施設は、自衛隊、警察や各救援隊使用のため、ボランティアの人達は大槌町からバスで3時間かけたところのホテルで宿泊します。
そのホテルも震災のためお客が急減しているとのこと。
ボランティアの人達の宿泊そのものが助けになっています。
3時間かけて現場に行きますので、現場での作業は4時間ほどしかないのですが、60歳を越した参加者にとってはちょうど良かったと言っています。
このツアーは毎週3ツアー出発しています。
私も行きたいと思うのですが、頸椎ヘルニアやぎっくり腰のため、参加することで逆に迷惑をかけてしまいます。
このボランティア報告会が終わってから、ランチ会参加者の1人が発言しました。
偶然にもその方はこの大槌町出身者で、親戚たちが被害を受けいまだ行方不明者もいるそうです。
その話にボランティアに行った人も驚きました。縁なのでしょうか。
最後にその大槌町出身者の人が「心からお礼を言います」と言ったのが大変印象的でした。