サービス業に必要なのは「気配り」とか「心配り」と言われます。
しかし「心配り」「心に添う」と「気配り」「気働き」とは少し意味合いが違います。
「心配り」や「心に添う」はサービスの深さ、「気配り」や「気働き」はサービスの広さを意味しています。
どちらも大切です。
サービスの深さと広さを持って、一流のサービスであると言えます。
私のホテルの和食堂はお陰様でいつも混んでいます。
昨日も知人と昼食を食べに行ったのですが、やはり混んでいました。
それでも何とか空いているカウンターに座って食べました。
4・5人で食事する時は、何日か前に予約を入れなければ入れません。
料理も美味いのですが、その女性店長がいいのです。
彼女の動きを見ていると、作業をしながら周りを見ています。
そして自分も動きながら、上手く部下も使います。
3人前の仕事をしています。
また、心配りもあり、お客様が欲していることを察知する能力が高いです。
彼女のファンのお客様も多いです。
特に年配の方の人気は高いものがあります。
この女性店長は以前にもブログで書きましたが、今月いっぱいで辞め、結婚します。
次期店長が誰になるか分かりませんが、同じ仕事をする人はそういないでしょう。
和食堂の営業にも影響が出るかもしれませんが、それは仕方がありません。
彼女が結婚する相手は小さな和食のお店を経営しているそうです。
まだ行ったことは無いのですが、料理の評判がいいと聞きます。
彼女がそこの女将さんになれば、料理、サービスとも優れたお店になって行くことでしょう。
彼女の幸せを心から祈っています。
近い内にそのお店に行こうと妻と話しています。