2日前にブログで書いていました稲盛和夫さんの話で、「大事にしてほしいことの3つ」の最後の3つ目の言葉を紹介します。
「宇宙に働く2つの力を得る」です。
このようなことを書くと、スピリチュアルだったり、宗教じみていると思われるかもしれませんが、我慢して読んでみてください。
宇宙はビックバンから始まって、今でもどんどん広がっています。
そのような宇宙には「成長させる力」と「調和させる力」があります。
宇宙には無生物に至るまで、森羅万象あらゆるものを進化発展する方向へと導いていくような強い力が存在すると考えても良いのではないでしょうか。
宇宙に同調する美しい心を持って努力すれば、必ず成長発展して行きます。
しかし1つのものだけがどんどん成長発展を遂げ、肥大化していくと宇宙はバランスを失ってゆきます。
そこに「調和の力」が働きます。
宇宙にはあらゆるものを成長発展させる力と、あらゆるものの調和を保つという力、2つが備わっていると考えられます。
この2つの力を生かすことで成功を収めることが出来、その成功を長く維持することが出来ます。
必死になって努力する人は成功をするように宇宙は約束しています。
上手くいかないのは努力不足だけ。
次に企業が大きくなっていくと人は傲慢になり、最後には他をおとしめてでも、自分だけが儲かればいいと思うようになっていきます。
そこで「調和」が大切になってくるのです。
相手に良かれかしと願う「利他の心」、温かい思いやりをベースとした経営を行うならば、それは宇宙に働く「調和する力」と同調し、その成長発展を維持することが出来るのです。
稲盛さんはこの2つの力を図に表し、「極楽界」「波乱万丈界」「地獄界」「植物界」であらわしています。
ここに添付しましたので参考までご覧ください。