その中で、ある大学院の教授が話した内容は少し引っかかる内容でした。
新聞に載っている内容を少し紹介します。
「イノベーションを起こすには、自分が何をやりたいかを見つけることだ。それを見つけられずに悩んでいる若者は、まず現場に行くことだ。」と話していますが、その通りです。
その後
「世界は広い、どこでもいいではないか。そこでいろいろな経験をし、様々な出会いから、人を知り、ネットワークが出来る、自分のやりたいことも見えてくる。
世界の問題を知り、友人と共感し、自分の燃える物を探す、目標が見えてくる。」とあります。
私が若い頃、当時の知識層の先生が同じようなことを言い、若者は「自分探し」と称して海外に行ったり、仕事を転々として定職を持たず、結局何も見つけられなかった人達が如何に多かったことか。
結局、自分の目の前にある現実を見据え、逃げずに、目の前にある自分の仕事を一生懸命することが、自分のするべきことが見るかる確実な方法です。
これは私が経験して実感したことです。
また、多くの成功した起業家が話していることでもあります。
若い人には「自分探し」と称して現実逃避することがないように。
そして年配者は、若い人に「自分探し」のような話をして惑わせないこと。
これは大人の責任だと考えます。