仕事をしていると、多くの人との間に交流が生まれます。
その中で仕事以外にでも依頼事を受けることがあります。
私は出来るだけその意向に応じたようと思い努めています。
ただ絶対応じないのは保証人です。
特に連帯保証人。
元銀行員ですからその怖さはよくわかりますし、若い頃から父に「他人の保証人だけにはなるな!」と言われてきました。
この保証人は親子の間でもしてはいけません。
この事は以前にもブログで書きました。
例えば起業する時、資金が足りないので銀行から借り入れします。
その時、連帯保証人として父親に受けたもらおうとします。
父親は「息子だから仕方がない」との思いがあり受けます。
息子の事業がうまく行けばいいのですが、ダメだった時、息子は勿論、父親まで財産を無くしてしまいます。
父親が保証人にならなければ、たとえ息子がダメになっても、父親は無傷ですから息子の生活を支援することが出来ます。
起業支援しようとするなら保証人とならず、資金提供の方がいいのです。
借入の話のついでに。
連帯保証人は連帯債務者とも言われ、お金を借りた本人、債務者と同様に扱われるということです。
よく分からないでハンコを押すと、とんでもないことになります。