洋服などを買いに店などに行くと、そこの店員さんは「いらっしゃいませ」と声を掛けてくれます。
今、ほとんどの店舗では、それなりの教育が出来ていますから挨拶だけはしてくれます。
でも、その後の「もう一声」が出て来ません。
お客様によっては、そばに店員さんがいるのが煩わしいと思う人がいます。
店員さんにズーと見ていられるのも嫌です。
一方、放って置かれると「お客に無関心だ」と腹を立てるお客様もいます。
ではどうすればいいのでしょうか。
ある店に行くと、「いらっしゃいませ」の挨拶の後に、「何かご質問などございますか?」と聞いてきます。
その時に「いや、ないです」と応えると、「何かご質問がありましたらご遠慮なくお声をお掛けください」と言って離れ行き、棚の整理など自分の仕事をしています。
そうするとお客としては、自由にしてくた上で、気も使ってくれていると認識します。
そして何かあると気軽に質問することも出来ます。
店員さんとしても、いつ声がかかってもすぐ対応できる体制を取りながら、視線をお客様から離しています。
一声かかって、気配りしてくれていると思える店。
「居心地のいい店」とはそんな店のように思います。