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起業メンター日記

三浦知良さん

先日の新聞に三浦知良さんの手記が載っていました。

三浦さんは皆さんご存じのように日本のサッカーの有名選手です。

現在は横浜FCに所属し、日本の最年長プロサッカー選手。

私はサッカーには興味がなかったのですが、三浦選手だけは知っていました。

絶頂期の若い頃、彼がシュートを入れると、「カズダンス」を踊っていました。

テレビでそのシーンを見て「軽薄な奴」と思っていました。

(フアンの皆さん。申し訳ありません。)

その彼が半年前のテレビで、自分の肉体をベストに維持するために、、毎日自分に課しているトレーニングが半端でないのを見ました。

そして今回の手記を見て、改めて凄いと感心しています。

その手記を紹介します

今回の手記の題名は「サッカー人として」です。

「横浜FCはJ2の18位に終わった。これが現実、力不足。

『こんな成績ですみません』。こう言いがちになるけれど、僕はそういう言葉は言いたくないし、これまで使わないようにしてきた。

ふがいない成績をたたかれ、罵声を浴びても仕方がない。

ただ、プロが『ごめんなさい』と発言すべきなのは、自分が怠け、努力をせず、いい加減に日々を送ってきた時のはずだ。」

「結果を認める。責任も負う。でも謝るのは少し違う。謝るべきことのないよう、常に自分の出来ることはすべて毎年してきたつもり。だから僕のサッカー人生に『すみません』の文字は無い。

では謝るより何をするのか。

『さらに自分を高めていくしかない』と、いつもそこへ行き着く。」

この手記を読んで改めて三浦さんの真摯で求道的な生き方を見た思いです。

やはりプロとはそういう人でなければならないのでしょう。

簡単にごめんなさいというのは素直に見えますが、単に「努力しなかった自分を許して下さい」の意味でしかないのです。

経営者もそうです。

会社を倒産させ、「ごめんなさい」では済みません。

どこまで真剣に経営に向き合うか、その姿を三浦さんが示してくれたように思います。

その三浦さんが先の手記の最後に「『いつまでやるの?』『ボロボロになるまで』―――。

じゃあ肉体も精神もボロボロになるまでやって、その後生きていけんのかなとも思うけれどでも、それで楽しんだよね」

ここまで生き抜ける精神力に本当に脱帽です。

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