昨日は「報・連・相」について書きました。
特に「報告」が重要とも書きました。
それについてもう少し書きます。
会社の中では社長が会社の状況を一番知っていなければなりません。
重要な情報が社長でない別の人が握っていると問題です。
良くある話です。
会社に有能な営業社員がいて、彼がいるおかげで業績がいい。
しかし、会社の方針と相反する考えで、社長の言うことを聞かない。
そういうことがあります。
社長としては辞めさせたいのだけれど、それによって会社の業績が下がるのか怖いのです。
このような状況の原因はやはり「報告」が徹底していなかったからです。
営業で大切なのはまず「営業日報」です。
「営業日報」を通して報告を受け、都度社長は営業状況を把握します。
もう1つ「顧客情報管理表」も作らせます。
1顧客に1つの「顧客情報管理票」を作ります。
この「営業日報」と「顧客情報管理票」でワンセットとして考え、営業報告と情報の共有を図ります。
誰が会社を辞めても困らない仕組みを作ります。
この仕組み作りこそが社長の仕事です。
そしてより重要なのは社長がその「報告」をよく把握する努力をすることです。
決して人任せはダメです。
それをすればまた情報の独り占めが始まります。
結局トップとしての社長の意識の持ち方にかかっています。