「論語読みの論語知らず」という言葉があります。
折角勉強してもそれを理解するだけで、それが実践出来ていなことを言います。
先日、長年続く勉強会で学んでいる人と話した時、「〇〇さんは勉強会でいいことは言うけれど、実際の行動はどうなのかね。生かされているとは思えないね」という話がありました。
確かに言われてみるとそう見えます。
本人は気付かず、自分は勉強を生かした経営をしていると思っているのかもしれません。
でも傍目から見れば違うのです。
会社の中で、社長は「こうあるべき論」を説きます。
言っていることは正しいのですが、していることが違っている。
社長が「言行不一致」なのです。
それが社員が言うことを聞かない原因になっているのに、社長はそれに気付かない。
多くの会社で起きていることです。
「毎日の反省」が大切です。
また、社長は常に上の方から見る「俯瞰視点」を持たなければなりません。
自分の言行を客観的にみるクセを付けるのです。
「論語読みの論語知らず」という言葉。
改めて私自身にも置き換えて考えてみます。