昨日ユニバーサルデザインを普及している人達と飲みました。
私も参加してる「北のユニバーサルデザイン協議会」の人達です。
本当のユニバーサルデザインとは何かを言い、喧々諤々と話が出ました。
現在のユニバーサルデザイン普及運動は、どちらかと言うと福祉の方に重点が置かれている風潮があると言うのがありました。
本来ユニバーサルデザインは健常者、障害者、老人、若者、幼児、男女の区別なく使いやすさを求めるモノです。
しかし、それを扱う人によってそれぞれの立場で解釈や行動は違って来ます。違っていいと思うのです。
ところで、私は身近なユニバーサルデザインを考えると、街中にあるっていいユニバーサルサービスは「ベンチ」だと思うのです。
私の父は92歳、母は85歳で、外出すると途中で何度も階段のところや、石の上に腰を下ろして休みます。
今住んでいる街の中「ベンチ」はありません。
そんな時、「もっと街の中にベンチがあったらいいのに」と思うのです。
「ベンチ」があれば、お年寄りばかりでなく、若い人も友達と日向ぼっこしながら話も出来ます。
妊婦の人にとっても助かります。
「ベンチ」が街の中にあると街の中に滞留する人も増えるので街中がにぎわいます。
これこそ多くの人達が使えるユニバーサルサービスになります。
そして人に優しい街になります。
ただ、人に聞きますと、「ベンチ」を歩道に置くので、現在は札幌市から許可をもらうのが大変だそうです。
でも出来ないことではないでしょう。
「ベンチ」に提供者の名前を入れるようにして、提供者を募り増やしていくのです。
結婚記念、出産記念、還暦祝いなどの名目で提供者がいるように思います。
これをNPO法人形式にして事業化するのも新しい起業かもしれません。
誰か一緒に事業化しませんか?