美輪明宏さんの言葉で、「小さい頃、家が貧乏でひもじい中、苦労して努力してきたことはその人の財産になる」というのがあります。
今は苦しくても頑張って努力すればそれが財産となり、将来実を結ぶということを言っています。
確かに裕福な今の日本にも貧乏で苦しい人はいます。
励みになる言葉です。
でも一方、日本人の多くは生活に困らない生活をしています。
そのような苦労知らずに育った子供と貧乏で苦労して育った子供とでは生活力は違ってきます。
貧乏の中、苦労して頑張ってきた子供はその努力が財産となります。
それでは普通の家で苦労知らずに育った子供はどうしたらいいのでしょうか。
それは今の生活に感謝して生きることです。
苦労知らずに生活出来ているということは大変運がいいこと。
自分は運がいいことを自覚し感謝すれば自然と素直になります。
感謝と素直な心。これも大きな財産です。
生活する上で大切なことは、人は自分の生きている環境を否定しないで受け入れること。
そこから自分らしい生き方が始まるのではないでしょうか。
美輪さんの言葉を聞いてそう思いました。