昨夜はある銀行が主催する外交ジャーナリストの手嶋龍一氏の講演がありました。
日本を取り巻く北東アジアの情勢を分かりやすく分析し、北海道の未来を語ってくれました。
丁寧な語り口で良く理解できました。
この講演で手嶋氏は北海道芦別市出身ということを知りました。
講演後に懇親会があり、次は私の隣に座った人のお話です。
札幌市西区にある警備会社の社長です。
警備の仕事も価格競争の大変だなど話したあと、ipadで面白い写真を見せてくれました。
それは「エレベーター専用Q命ボックス」というものです。
エレベーターの隅に置いておくスツールですが、その中に飲料水、缶入りパン、防寒シートが入っています。
でも1番のポイントはいざという時トイレになることです。
防災グッズ入り椅子でトイレにもなるのです。
エレベータはトラブル起こした時、建前上は自動的に最寄りの階で止まることになっていますが、実際は閉じこめられることが非常に多いそうです。
特に地震などの時は簡単に助けに来てくれません。
そこで何時間も閉じ込められていて困るのがトイレです。
その為の非常用トイレがこれです。
防寒シートで覆うことでプライバシーを確保
またこのトイレは閉鎖された空間で使うため、濃縮消臭剤と凝固剤が備え付けられています。
この商品はテレビ東京の「ワールドビジネスサテライト」の「トレンディーたまご」にも取上げられとのこと。
ある会社との共同開発をして発売中です。
「私のような小さな会社は生き延びる為に様々なことを考えなければいけない」と言いながら社長の表情は自信にあふれていました。