当り前のことなのに、この歳になって何となく分かってきたことがあります。
「人はそれぞれ違う」のです。
「今さら何を!」と思うでしょうが、言葉で理解し、分かっているつもりでも実際は「自分が正しい」という思いの方が強かったように思います。
「人を受け入れる」という心の余裕。
人が話すことに対し、間髪入れず反論することありませんか?
自分の主張が強く、自分の考えが正しいという思いは強くありませんか?
それはいけないことだと思っているのに、実際は同じことをしている自分を見たことありませんか?
今でもまだ引きずっている私ですが、この10年間で変わったように思います。
齊藤一人さんも言っています。
エビの背中が曲がっているのが当たり前なのに、「背中をピンとしろ!」と言っても無理です。
軟体動物のタコに「シャキッとしろ!」と言っても出来ません。
それぞれをありのままに受け入れる。
そしてあまり「自分が正しい」ということを言わない。
「自分は楽しい」と言えば喧嘩にならない。
世界中にユダヤ教、キリスト教、イスラム教、仏教と宗教間でも対立が見られます。
互いに自分が正しいと言い張るから争いになるのです。
「自分の宗教は楽しい!」と言い合えば、「あなたも私も、みんな楽しくて良かったね」となります。
争いになりません。
10年前より、ほんの少し良くなった私です。(自画自賛)