先週の土曜日にお通夜に行ってきました。
社員の母親の葬儀です。
式場では久しぶりに会う人も多かったです。
人生には色々な冠婚葬祭があります。
その中で特に大事にしなければならないのは「葬」だと思っています。
大事な人を亡くして悲しんでいる時こそ、行って励まし支えてあげる意味があります。
「冠・婚・祭」のような目出度いことは、本人は楽しく幸せなので、あえて「おめでとう」と言いに行かなくてもいいでしょう。
私が住宅会社にいた時の話です。
ある社員の父親が亡くなった時、大工さん達は葬儀に参列するため、札幌から奥尻島まで車で一晩かけて行きました。
忙しい仕事を休み、時間とお金をかけて行ったのです。
悲しい思いをしている葬儀こそは万難を排して参列する。
大工さん達の熱いその思いに社員は大変感激していました。
「人が幸せな時は遠くから祝福し、悲しい時にこそ寄り添う。」
そのような優しさ。
大工さん達から教えられたことです。