昨日ある本を読んで「成る程!」と思ったことです。
人は何かを決める時、迷って1つに決めることが出来ないということよくあります。
それは「諦(あきら)める」ことが出来ないからです。
そして「決めれない」のは「情」に流されるために起こることがほとんどです。
「智に働けば角が立つ、情に棹させば流される」という言葉があります。
「智に働いて角が立つこと」を恐れてしまうと決断出来ないのです。
決めるということは何かを諦めることです。
「諦める」は「明(あき)らめる」なのです。
ものごとを明らかにする。
<u>道理に基づいて</u>考えれば明らかになるのです。
結果、他を捨てて1つに決めることが出来ます。
「理屈ではそうだが・・」という言葉は判断を曇らせます。
「諦める」は「明らめる」こと。
これは組織のトップに立つ人の大切な心構えだと考えます。