以前このブログで、利益1億円を得て、6000万円を内部留保した会社の話を書きました。
6000万円を内部留保したということは、4000万円の税金を支払ったということです。
社員5名の会社が凄い金額の税金を支払ったものです。
1人の若者が起業したおかげで4000万円の税金が生まれたのです。
素晴らしい社会貢献です。
得てして税金は「取られる」モノという観念があります。
しかし税金を「支払う」と考え、それが社会貢献になると思えば、税金に対する考えも変わってきます。
勿論、その税率にもよります。
税金で半分以上の利益が無くなると、経営者のモチベーションが下がります。
時として儲かっているところから沢山の税金を取ろうと考えがちになりますが、そうするとリスクを背負い起業に挑戦しようと思う人も減少します。
先ほどの1億円の利益を出した会社も、税率が40%でなく60%だと、6000万円の税金を支払い、残り利益が4000万円になります。
それでは働く意欲も下がります。
現在、国内では消費税増額や法人税減額等税金に関する問題がクローズアップされています。
税金は「嫌なモノ」と考えるのでなく、必要なモノ。
「喜んで税金を支払う」仕組みを考えて見るのもいいかもしれません。