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株式会社ヤマチオフィス

起業メンター日記

お客さんの長居

月曜日から昨日まで上京していました。
昨日は浅草寺にお参りに行き、帰りにはいつものように「大黒家」の天丼を食べました。
11時30分頃行くと、一人分が空いていてすぐに座れました。
私の後は満席で店の前は行列。
この店の一番安い天丼が1550円。
結構高いのにも関わらず常に満席です。
また、お客さんは食べたらすぐに席を立ち帰ります。
注文してから食べ終わるまで30分かかりません。
席の回転がとてもいいです。
食べ終わっても長居する人はいません。
お店にとってはいい流れになっています。
飲食店にとってこの回転数というのは大事です。
最近マクドナルドや、ロイヤルホスト、スタバなどに行くと、コーヒー1杯で何時間も席を占有している光景が見受けます。
学生達が教科書を持ち込んで勉強いたりしています。
最近お会いした回転寿司やおにぎり屋の経営者からもお店でもそのような光景があり困っていると聞きました。
また別の経営者の話です。
200〜300円の飲物で何時間も粘っているお客さんがいたので、席を空けるようにお願いしたところ「私はお客だ」と反論されたそうです。
その経営者は「それではお金は入りませんのでお帰りください」と言ったそうです。
飲食店も客商売です。
そのように言い切るにも余程のことがあったのだと思います。
単価の安い飲食店は席の回転数で稼ぐしかありません。
お客さんの長居は死活問題です。
一方お客さんにとっては長居の出来る店を欲しがっています。
学生が勉強部屋変わりに飲食店で長居をするのは論外ですが、それなりの要望はあります
年配の女性はお友達とランチをした後、3時間くらい話が出来るところを探しています。
それが出来る店はそのようなお客さんで一杯です。
店側もそれを考慮して単価の高いランチになっています。
飲食店の経営者は店を守らなければなりません。
自分の店はどのような方針で経営するのか、その為にどういう運営をとるのか、トラブルが起きたらどう対処するのか。
経営者が先頭に立って見せていく姿勢が必要です。

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