ある本を読んでいたら「雑用」という言葉が気になりました。
その意味は「こまごまとした用事」
取るに足らない用事というニュアンスもあります。
反対語はなんと言うのでしょう。
調べても明確なものはありません。
自分がしたい事や仕事がその反対語と言えるのでしょうか。
雑用と言うと、掃除や洗濯、皿洗いなど日常的な事まで指す事もあります。
しかし用事に「雑」というものはありません。
全て必要な事です。
「雑」というのは「心が雑になって用を為す」から雑用というのでしょう。
1つ1つ心を込めて事を為せば出てくる言葉でありません。
お寺や、稽古事での修行の時は掃除、洗濯、皿洗いをさせられます。
それぞれの仕事を心を込めてこなしていく。
それにより心が養われていく。
そう考えて毎日を過ごせば、雑用という言葉は無くなります。
以上の事は自戒の意味を込めて書きました。