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株式会社ヤマチオフィス

起業メンター日記

バター不足

新聞やテレビを見ていると、今年もまたバターが足りなくなりそうだと報道されています。
国はバターの輸入を増やすそうですが、バターの輸入には1次関税35%、またその量がある程度を越すと2次関税がかかります。
輸入バターは高いバターになります。
一方、国産バターの量が少ない理由として、酪農家が減っているからとか、生乳を牛乳に回すためバター生産量が少なくなっていると言われています。
でもこれはあまり説得力がありません。
足りなければ生乳の生産量を増やせばいいだけの話。
生乳の量が少なく、生産すれば売れるのであれば、酪農をしようと思う人は増えるはずです。
円安で益々外国産のバターが高くなってくるのですから、生産者が増える余地は十分にあるはずです。
外国では安い乳製品が普通です。
外国でも暑い夏の日には生乳生産減少もあるでしょう。
乳製品の競争相手も多いでしょう。
そのような条件は同じ。
でも日本より安い、
日本だけ特別です。
昨日、円が123円台になり、益々円安が進んでいます。
円が75円になった4年前時と比べ、60%程円が安くなっています。
と言うことは、4年前と比べ輸入品は高くなっていますが、輸出はしやすい環境になっています。
そんな時だからこそ農業国北海道の出番です。
現在自給率500%の北海道。
頑張れば700%以上になるかもしれません。
海外では北海道の農産物・乳製品が美味しいと人気があります。
輸出拡大が見込まれます。
保護されている産業は伸びません。
農業もそうです。
円安が進む時こそ、観光と農業で北海道の時代が来ます。
ビジネスチャンスも出てきます。

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