昨日の日曜日、「ほめ達」の講習に参加してきました。
「ほめ達」とは「ほめる達人」ということです。
大阪にある日本ほめる達人協会が主宰してしています。
あまり興味はなかったのですが、知人に勧められて参加しました。
講習の中で「なるほど」と思うことがありました。
それは「ほめる」ということは「その人」「モノ」「出来事」の価値を発見して伝えること。
その人やそれに伴う「モノ」や「出来事」の良いところを見出し、それを伝えることでその人との関係が良くなるのです。
対人関係でうまくいかない人に対しても、無理してでもいいからその人の価値を見出して、それを伝える。
それによって相手も心が開くこともあります。
従来からよく言われていることですが改めて学びました。
この「ほめ達」は3級・2級・1級とそれそれの検定試験があります。
またほめ達アカデミーというモノもあり、「ほめるという行為」が「ほめ達」として商品化、システム化されています。
この点に若干抵抗感がある人もいるようですが。
この「ほめ達」の講習を受けて思うことがあります。
ほめる目的は何なのか?
打算的な目的であれば、「その人との関係を良くしたい」「その人に好かれたい」となるでしょう。
花柳界には「太鼓持ち」と言われる人がいます。
今では数が少なくなっていますが、お客様が喜びそうな言葉で「ほめ上げ」ます。
お客の方もお世辞だと思っても嬉しくなって、つい心付けを沢山渡します。
「ほめる」という行為の目的は沢山の心付けをもらう打算的な目的があります。
やはり「ほめる」時は「その人を良くしたい」「その人を評価したい」「わかり合いたい」「喜ばしてあげたい」「自信をもたせてあげたい」という相手を思う気持ちが大切でしょう。
その方が自分も楽しくなります。