先日、東京の知人が来社されました。
その時、女性画家を連れてこられました。
その女性はお若いのですが、道展(北海道美術協会)の会員です。
いろいろ話をしていくうちに、道内の画家は画家だけで食べている人が少ないということが話題になりました。
実際に道内に絵画が分かり、その画家の絵が欲しいと思う人がどれほどいるでしょうか。
油絵の価格は1号(22.1センチ×16.6センチ)の大きさで額代も入れて最低でも5万円です。
一般住宅に今に飾る適当な大きさの6号で30万円。
そのお金を出して絵を買う人が北海道にどれほどいるでしょうか。
それほど多くはないはずです。
それでも必ずいるはずです。
それではその人がどこにいるのか。
出会いの場が大切だと考えます。
私が提案したのは、画家等の芸術家達と彼らを支援してくれる人達のサロン作りです。
ある程度購入してくれる所得の高い人達の集まりを作り、交流の場を作るのです。
それにより、個人的の支援してくれるパトロンができるかもしれません。
ここで必要なのはその支援者集めです。
それには画家たちがその気になって依頼していかなければならないのです。
問題は画家たちはそのような意欲はないことです。
芸術家という孤高精神が強すぎて、依頼することが苦手なのかもしれません。
生活の糧を得る行為と芸術を結びつけるのはタブーなのかもしれません。
もしもそのようなサロンが出来たら私も参加して好きな画家を支援応援したいと思います。