「平和な格差」「平等な戦争」
ある本を読んでいる時にピケティが言った言葉として紹介されていました。
ピケティは「21世紀の資本論」を書いて注目されました。
「平和な格差」とは平和であれば経済格差が生まれていくもの。
一方、「戦争」になれば全ての者が「平等」に戦争に行くことになります。
読んでいる本は佐藤優氏と池上彰氏の対談で、題名は「新・リーダー論」
その中で佐藤氏は「平和と結びつくのは平等ではなく格差。
そして平等に結びつくのは戦争。
戦争が起これば金持ちの子供も、庶民の子供も『平等』に戦争に行かざるを得ない。
これはピケティの『21世紀の資本』から読み取れます。」と述べています。
アメリカのトランプ氏が大統領になりました。
妙に結びつけてしまうこれからの世界の政治の流れ。
少し怖いものを感じます。