〒063-9812 札幌市西区琴似2条4丁目1番24号 ヤマチビル2階
株式会社ヤマチオフィス

起業メンター日記

人の成長

先日、久しぶりに会った50歳代の女性が「私は毎日これはしようと決めてもなかか出来ない。
ダメな人間です。」と言いました
この女性は真面目な人です。
真面目な人は出来ない自分を責めてしまいがちです。
私は彼女に「出来なくていいのではないでしょうか。もう、自分に対して優しくして上げていいと思います」と話しました。
人は向上心があり、常に成長しようとします。
それはとてもいいことです。
でもそれは年齢とともに変わっていくモノだと思います。
古代インドでは人生を4つの時期に分けています。
 「学生期」 「家住期」 「林住期」 「遊行期」
人の成長の変遷は次のように私は考えます。
小学生までは、人としての善悪を教え、人間としても基礎的な考え方を強制的に教え込みます。
中学・高校生は論理的思考方法を学びます。
大学生や20歳代の人は、社会人としての素養の習得、人間性の向上を図ります。
30歳代・40歳代は覚悟の取り方を学びます。
50歳代になれば今の自分の姿を認めます。
60歳代からは、もう自分の未熟さを許してもいいのです。
私の経験から、人は他人から学ぼうとする素直な気持ちは30歳代まで。
それ以降は自分で学ぶ気持ちがなければ向上しません。
歳を取って60歳を過ぎると、身体的にも脳力的にも思い通りになりません。
その時は今の自分を許して、自分の出来る範囲で楽しんでいいと思います。
ただ若い時は自分の限界に挑戦しなければなりません。
これ無くしては自分の成長は成り立ちません。
それがベースとなり人生が開かれていきます。
そして、ある程度の歳になった時、頑張った自分を褒めて上げられるはずです。

-起業メンター日記
-

© 2024 札幌オフィスプレイス Powered by STINGER