先週の6日土曜日に日本を発ち、昨夜帰ってきました。
スエーデンのヨーテボリに住む娘家族のところに行ってきました。
私達夫婦と私の妹家族、合わせて6名での旅行。
まずはフィンランドのヘルシンキまでJALで飛びそこで1泊
その後は船や高速列車に乗り継いでヨーテボリへ。
その気になればヘルシンキから直接飛行機で行けるのですが、折角なので船や高速列車を使いました。
ヨーテボリでは娘や孫達と会い、近くのホテルで2泊。
その後は娘達家族も連れてデンマークのコペンハーゲンへ。
ここでも孫達と遊びました。
帰りはパリ経由で24時間以上掛けて帰宅。
長い旅行でした。
私は13年ほど前にもフィンランドとスエーデンに行きました。
その時は福祉財団のツアーに参加しましたので、添乗員さんがいて、移動は専用バス。
点から点を結ぶような旅でした。
今回は全て自分たちが航空券や船、列車、ホテルの予約をしたので、自由に街歩きが出来ました。
街中の移動には地下鉄やトラムという市電を利用しました。
今回3カ国を回って驚いたことを何点か紹介します。
1つ目。
鉄道や地下鉄、トラムに乗る時、改札口がありません。
乗車券を券売機で買って乗るだけです。
駅に着いてもプラットホームからそのまま町中へ行けます。
無賃乗車もあるのでしょうが、時々巡回している検査員に見つかると、高額の罰金を払わなければなりません。
2つ目。これらの国のトイレはほとんどが男女共用です。
男性用、女性用の区別がありません。
日本人にとっては違和感がありますが、これも男女平等の姿なのかもしれません。
ヘルシンキもストックホルムもコペンハーゲンも歩道は石畳。
それも15センチ角の石でスキ間が1センチ以上も空いているので旅行カバンの車輪が挟まります。
乳母車も大変です。
その為か車椅子の人はほとんど見かけませんでした。
日本なら「バリアフリーにするべきだ」と皆が言い出し、すぐ全てをアスファルトにしてしまうでしょう。
フィンランドもスエーデンも2つの国とも福祉の国です。
トラムやバスには乳母車や車椅子用のスペースがあります。
その国が石畳にこだわる。
何か大事な理由があるのかもしれません。
両国とも道端に物乞いがいます。
諸費税が25%なので福祉が行き届いているはずです。
貧しい人への配慮も深いはずです。
ヨーテボリに住む娘婿に、「福祉の国なのに物乞いがなぜいるか」と聞いても分かりません。
物乞いはアラブ系の人が多いようです。
最後にもう1つ。
フィンランドの通貨はユーロー。スエーデンはスエーデンクローネ。デンマークはデンマーククローネ。
それぞれ通貨は違いましたが、3カ国ともキャッシュレスがほとんどで現金は使いませんでした。
なので両替の必要がありませんでした。
屋台でも「Card Only」と表示されています。
何の苦労なく、スーパーや屋台で買い物がカードで出来、キャッシュレスの便利さを実感しました。
ただ家に帰ってきて財布の中を見るとレシートが沢山。
次回の決済日に通帳からいくら落ちるか。
その金額が気になるところです。