早稲田の斎藤佑樹投手が北海道日本ハムと仮契約しました。
ドラフト会議で交渉権を獲得してから、北海道では齊藤フィーバーに沸きました。
新聞では昨日の仮契約の報道と同時に、その経済効果が58億円に上る推計が掲載されていました。
この数字は北海道未来総研が算出したものです。
その前提は斎藤投手が一軍で先発ローテーション入りし、道内の試合に11試合登板が条件になっています。
11試合全部が満員になれば、観客数は46万2000人になり、グッズ購入や宿泊代などの波及効果があり、その総計が58億円だそうです。
斎藤投手の契約金は1億円ですから大変な投資効率の良さです。
日本ハムは今季パリーグ優勝は出来ませんでした。
少し元気が無いところですが、来季は斎藤投手で盛り上がることを期待されています。
2006年に初優勝した時、北海道は元気になりました。
経済効果もあり、優勝という事実が道民を元気付けました。
あの頃は新庄選手がいました。
新庄選手が日本ハムを引っ張って行ったと言ってもいいくらいです。
1人の効果の高さを知りました。
斎藤投手は新庄選手のようにチームを引っ張っていくほどの実績はありませんが、魅力ある投手です。
北海道の経済は以前低迷状態です。
その中で、新庄選手や斎藤投手は暗い中のロウソクのようなものです。
暗闇に灯の点ったロウソクが一本あれば、皆その光に引かれて行きます。
そして、そのような光を少しでも多く点すことが出れば世の中は明るくなります。
斎藤投手ほどではないにしても、私たちも自分達が出来る範囲で小さなろうそくを点していくが、大切ですね。