モノを買う時、何を基準で買いますか?
私は何かを買う時、少し高くても、長く使え、飽きの来ないモノを選びます。
特に、万年筆や腕時計、カバン等の耐久品は少し無理しても、気に入ったモノを買いたいと思います。
そのかわり数は1個から2個程度でいいのです。
家具などは以前もブログで書きましたように、少し高くても10年20年使い込んで、味が出てくるような家具を選びます。
安いだけのモノだと、使い捨てのイメージがあり、結局お金の無駄であり、ゴミを作ることになります。
以前何かに書いていたフジマキジャパンの藤巻幸夫さんが書いた文があります。
「私は『モノは心』という考えがあって、使い捨てにせず、使い続けたいと思うし、だから選ぶ際の基準は大切。
総合すると『色×素材×機能性×ブランドの顔×デザイン』を重視し、その上で価格を考慮に入れます。」
同じようにモノにこだわった文章を書いているのが元NHKアナウンサーでエッセイストの下重暁子さんの「持たない暮らし」という本です。
そこには「私自身は『シンプルに暮らす』とは、モノを捨てることではなくて、『物を大切にすることだ』と思っている。
最初は私はモノを捨てることばかり考えた。しかし、それでは解決できない。行きついたのは、モノを大切にする、モノの命を使いきることだと気が付いた」と書かれています。
良いモノを長く使う事によって、同じようなモノを何度も買わず。簡素に暮らす。
必要なモノしかないシンプルな暮らしに、今私はあこがれています。
これからの年末の大掃除を前に、無駄なモノの多さに驚きつつ考えたことです。