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株式会社ヤマチオフィス

起業メンター日記

本屋にて

私は先月の29日からほとんど家から出ず、冬眠状態でした。

昨日久しぶりに外出し、近くのTSUTAYAに行ってきました。

ここのTSUTAYAは北海道で一番大きいい規模でCD・DVDレンタル、文房具、本屋、コーヒーのスターバックまで入っています。

TSUTAYAが出来て最初に行った時不思議に思ったのが、ここの本屋は立ち読みOKどころか、椅子まであって座って読むことが出来ます。

最近はそのような本屋も増えているのでしょうが、ここはスターバックスの中に本や雑誌を持ち込むことも出来ます。

コーヒーを飲みながら、何冊ものの雑誌をそばに置いている人もいます。

コーヒーを飲みながら読むので、もしかしたら本にコーヒーがこぼれるかもしれません。

それでも店側は許しています。

私はこのTSUTAYAの本屋には時々どのような本が出ているか見に行きますが、本はあまり買いません。

私は決して潔癖症ではないのですが、どうせ本を買うなら人の読み跡が残っているような本は買いたいと思いません。

本屋がなぜこのようなことを許して入れるかと言うと、再販制度のせいでしょう。

売れ残っても出版元に戻すことが出来るから、本が汚されても店側は困らない。損害は出ないからでしょう。

損得から言えばこのような商売もあるのかもしれません。

でも私はこのような商売は好きではありません。

商売人は自分の商品を大事にし、最高の状態で売ることが心得です。

商品を好き勝手に使われ、汚されても平気でいれること自体が問題です。

再販制度が無く、全て自分の損害になるとすれば決してそんな事は許さないはずです。

たとえ再販制度の下で商品を預かっていたとしても、預かる限りはそれを大事に管理する義務もあるはずです。

この本屋ではそれもありません。

このような仕事をしていると社員の考え方が荒廃してしまいます。

TSUTAYAという大手の会社ですから倒産は無いと思いますが、普通の会社や店だとそうなります。

自分の扱う商品こそが自分の「飯の種」だということを分からせることが重要な社員教育ではないでしょうか!

本屋にとって再販制度というのは好条件の制度です。

その好条件の制度を間違えた使い方をすることで、自分の首を絞めることにもなりかねません。

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