
昨日札幌市西区の土木センターに行ってきました。
私が住み、仕事をしている琴似の街の歩道にベンチを置くことについて相談に行きました。
ベンチを置きたい理由があります。
以前にもブログで書きましたが私の父は昨年11月に亡くなりました。
93歳でしたが、亡くなる6カ月前までは毎日会社に行きました。
行きましたというより行かせました。仕事好きの父が元気でいる為にです。
普段は車で送り迎えしました。
休みの日は父と母と私共夫婦が付いて会社近くのホテルヤマチまでコーヒーを飲みに歩きます。
歩くのは健康の為です。
歩く距離はそれほどはなく、私が普通に歩いて10分かかりません。
でも父があるくと30分位かかります。
ゆっくり歩くのと、途中休み休み歩くためです。
その時気付いたのは街の中に休む場所がないのです。
仕方がなく、人の家の花壇やスーパーの裏階段等に座って休みます。
ベンチがあってもいいのに1つもないのです。
その頃から「この街にベンチを置きたい」と思うようになりました。
父が亡くなって、今改めてなって「街にベンチを置く」ことを考えています。
最初はホテルヤマチの前の歩道に置きたいと思っています。
ベンチの形も名前も決めました。
そんな思いで土木センターを訪ねたのですが、簡単に「ダメです」の一言で終わりです。
何か出来る方法が無いかを聞いても「ありません」しか返ってきません。
琴似の街の歩道幅は3m以上あり、その上ロードヒーティングされています。
それほど邪魔になることはないと思います。
視覚障害の方に聞いたことがありますが、上からぶら下がっているのは怖いけれど、下にあるモノは杖で分かるのでそれほど問題は無いと聞いたことがあります。
街にベンチがあると、そこに座りお話が出来ます。高齢者や妊婦の人達も休むことが出来ます。
街の中に居る人の滞留時間が長くなります。
そうすると商店街にとっても活気が出てきます。優しい街づくりになります。
そのような話をしても無駄でした。
でも何とかして街の中にベンチを置くことが出来る方法を考えたいと思います。
どなたかの街でその実例があるというようなお話がありましたら、ぜひ教えてください。
これからしばらく戦略を練ってみます。