最初に社長からのあいさつです。
この会社はグループ合わせて社員が260名。この発表会に参加者は170名ほどです。
そこで社長が第一に「感謝」という言葉の説明です。
親に感謝、家族に感謝、お客さまに感謝、取引先に感謝、仲間に感謝することの大切さを説いていました。
そして「感謝」の反対は何かと問いました。
それは「当り前」です。
誰かが何かをしてくれても、してくれるのが「当たり前」という気持ちでは何も生まれません。
それを一所懸命説いていました。
いい話でした。
ただこの会社の社長は「感謝」の反対は「当たり前」と言いましたが、私は「無視」だと思います。
この「無視」は大変怖いのモノです。
「無視」には感情がありません。
人がしてくれた好意を受け止める感情が無いのです。
だから「無視」しているのです。
「当り前だ」と思う感情があるだけまだましです。
無感動という人は多いように思います。
悲しい話しを聞いても、悲しいと思わない。それより思わないのでなく、思うことが出来ない。
だから人も痛みを自分の痛みとして感じることも出来ない。
そのような人は精神的に問題があるのではなく、成長の途中で何か欠落してきたように思います。
それは無駄と思えるような事をしてこなかったのではないでしょうか。
小さい頃なら「おままごと」のようなして、人と触れあう。
友達と喧嘩して、痛い思いをして、泣いて、そして仲直りする。
思春期なら沢山恋をして、失恋して、その痛みが分かるようになること。
損得でもなければ、学力が上がることでもない。
色々遊びを通してこそ人間力が育つと思います。
今私のところに東京から小さい孫が遊びに来ています。
これからうんと遊んで欲しいし、思春期には沢山失恋して欲しいと思います。(まだ早いかな?)
明日、明後日は遊び相手しなければなりません・・・・
私も頑張らねば!