いろいろ事情があり、一緒に外食するのは半年ぶりです。
その店は喫茶店風のレストランで結構混んでいました。
注文をしてから暫くすると、スプーン等が入った籐製の箱をもってきたのですが、その時一緒に注文レシートを置いて行きました。
まだ、注文した料理が来ていないのにです。
一般的には料理が来てから持ってくるものですが、効率を図ってのことなのでしょう。
料理がおいしかった分、心配りがなく残念。
料理と言えば今、食中毒問題でユッケや生肉が問題になっています。
連日焼肉会社の社長はただただ、頭を下げ謝っています。
この一連のテレビ報道を見ていて、一方的なバッシングにはどうしても疑問が残ります。
勿論、ユッケを食べ死亡した人、重い病気になっている人は可哀そうですし、焼き肉店またその社長はその責を責められて当然です。
でも、一方的にこの店や社長だけが間違いを犯し、悪いのでしょうか。
今朝の日経新聞で生肉に関しての記事が掲載されていました。
現在の国の基準では、以前起きた生食レバーによるO157食中毒事件が発生したこともあり、2007年以降生食用として出荷されている肉は、馬肉と馬レバーのみということです。
即ち、現在は生食用肉として牛肉は認められていないのです。
そうすると、この食中毒を起こした店ばかりでなく、生肉を出している全ての店が、認められていない生肉を出していたことになります。
あるテレビでは「調理場で細菌検査をしてい無い」と指摘しますが、定期的にしたとしても毎日、またその都度に検査するんは無理です。
食中毒を起こした「焼肉酒家えびす」は平成10年に設立し、まだ12・3年しかたっていません。
この間に20カ店以上の店を展開してきました。
この会社の社長はテレビで見る限りまだ若い人です。
短時間に会社を急成長させた中には無理もあったのかもしれません。
しかし、それでもこの社長に経営の力があったことは確かです。
この事件の記者会見でも弁解も言わず謝っている姿も真摯にうつります。
あまりこの社長をかばうと、皆さんに非難されるかもしれません。
でも、優れた経営者がつぶれて行くのは大変残念に思っています。
この事件の責任を全て取った後は、是非再起して欲しいと願う気持ちいます。