私の事務所には多くの人達が訪ねて来てくれます。
色々な情報を持ってきてくれる人もいます。
私の部屋は一度に10人以上の人が来られてもいいほどの椅子やテーブルがあり、打ち合わせや会議が出来ます。
多くの人達が来てくれますが、気が付くといつの間にかその人の顔ぶれは変わっています。
フッとそういえばあの人は最近来なくなったけれど、「どうしたのだろう?」とか「何かあったのかな?」と思うことがあります。
そんな時思うのは「私が何か悪いことを言ったかな?」とか「悪いことをした?」と考えてしました。
勿論、私の話が面白くなくてそうなっているのだとは思うのですが。
訪れてくれる人とお会いしていつも「いい話を聞かせてくれた」と思うのです。
人と話をしているうちに、思いがけないヒントやチャンスを得ることがあります。
その人がそれを直接言って入れたわけでなく、一緒に話をしていると、自分の頭の中が整理されてそれが生まれてくるようです。
お話をしたいと思う人は楽しい人。話をしていて胸がワクワクする人です。
そしてそのような人は私の話を導いてくれます。
自分では相手の話を聞いているつもりですが、いつの間にか自分が好き勝手に話しているのです。
自分で気付かない部分を、その人と話をするうちに、導き出されてくるようです。
身近にそのような仲間を作ることは大切ですが、自分がそのような人になれることがより大切だと思います。
人の良さを引き出してくれる人こそ、本当のメンターと言えるのでしょう。