今、日本中が大震災による原子力発電の停止等の影響で節電意識が高まっています。
クールビズ、スーパークールビズを着る人、扇子や団扇の利用者が増えているそうです。
またエアコンをあまり使わず、扇風機を使おうと思う人が電気店に殺到しているという報道もあります。
節電は省エネになり、無駄を省くことになります。
節電、省エネに関して、これを改善すればと思うことが最近ありました。
それはハンカチです。
トイレに行くと手を洗います。
洗い終わるとハンカチで手を拭きます。
でも今のトイレ内には回転式のタオルや、ペーパータオルが設置されています。
最近はエアータオルというものがあります。
ハンカチを持ってこない人が多いせいなのか、それらを設置しているトイレが多くなっています。
それらはすべて電気を使い、木材資源を使います。
ハンカチを使えば必要ないものです。
「マイ箸を持ちましょう」というより「ハンカチを持ちましょう」の方がより省エネ・省資源効果が高いです。
それなのに最近の若いはハンカチを持っていないようです。
彼らはペーパータオルもエアータオルも設置されていないところではトイレットペーパーで拭いています。
ひどい時は手を洗わず出ていきます。
ハンカチは西洋人(古い言い方ですが)にとっては鼻をかむ時に使います。
ティッシュペーパーはあまり使わないと言われています。
それに比べ日本人は如何にふんだんにティッシュペーパーを使っていることか。
私も鼻をかむばかりでなく、テーブルが汚れたらティッシュペーパーで拭き、汗が出てきたら傍にあるティシュペーパーで拭きます。
それらはすべてハンカチや布巾、タオルで済ませば必要ないのです。
知らず知らずのうちに無駄使いをしてきたのです。
節電、省エネ、省資源と言われている今こそ、もう一度生活を見直して、ハンカチ持参、身の回りに布巾やタオルを置くようにしませんか?
それに気を付けるだけで違います。
最近は素敵な柄のハンカチやタオルがあります。日本手ぬぐいも伝統的なものから可愛いものもあります。
それらを楽しみながら始めましょう。