私は今、母親と同居しています。
母は病弱でそばに誰かがいなければならない状態です。
その為、常に妻が付き添っています。
ですから、妻はほとんど外出が出来ないので、夜に付添いさんが来てからスーパーに行くのが楽しみの様です。
そんな妻にはいつも感謝ばかりです。
先日永六輔さんの夫婦に関する言葉をネット上で見つけました。
10代の夫婦は「セックス夫婦」
20代の夫婦は「愛で結ばれる夫婦」
30代の夫婦は「努力して夫婦」
40代の夫婦は「我慢の夫婦」
50代の夫婦は「あきらめの夫婦」
60代の夫婦は「感謝の夫婦」
夫婦は年とともに形が変わっていきます。
子供が生まれる前、生まれた時、子供を育てている時、子供が巣立った時、それぞれ夫婦の関係が違ってきます。
いつまでも愛で結ばれてばかりでいれません。
私も振り返ってみればそうでしたが常に、夫婦っていいモノだという思いはありました。
永さんの言葉の中に「信頼の夫婦」と言うのがあってもいいかと思います。
私はいま60歳を超えましたので「感謝の夫婦」になります。
確かに感謝の日々です。
良く熟年離婚と言われることがあります。
男性が定年を迎える頃に離婚を決意するのは50代、ちょうど「あきらめの夫婦」の時です。
もう少し頑張れば「感謝の夫婦」になったかもしれません。
この永六輔さんの言葉を妻に話したら、「あなたは40歳代の時は我慢し、50歳の時はあきらめていたの?」と言われました。
「アッ不味い!」と思い、決してそうではなく、常に感謝していましたと、弁明はしましたが、余計なことを言ってってしまったと後悔。
これからも感謝の日々だが続くと思います。