昨夜は久しぶりに兄弟妹で食事会をしました。
妹たち家族がお盆に合わせて来てくれ、兄夫婦も一緒になっての宴会でした。
宴会をしたのは、自分達のホテルではなく、ネットで調べた料理店です。
ネットでモノを調べることが出来るということはとても便利ですが、逆にその評価が簡単にされ公表されるという恐ろしさもあります。
料理の格付けとしてはミシュランの星付けが有名です。
権威付けされたところが評価することで、その信用性が高くなります。
もう一つ信用が高いのは知人からの口コミでしょう。
概ね知人紹介はそれなりに納得出来るものです。
私が最初にネットなどで評価される経験と言えば「旅の窓口(現楽天トラベル)」でした。
ネットでホテルに居ながら集客が出来る便利さと、その評価がネットによって広がるという恐ろしさを体験しました。
ネットは顔が見えない分本当のことなのか、陥れる為のものなのか見ている人には判断できません。
ただ書かれていることが本当だと思ってしまいがちです。
私は支配人をしている時、こまめにお客様評価を見て、その都度丁寧な返事をすることに心がけました。
今も楽天トラベルを見てホテルを予約する時は、やはりそのホテル評価を見てしまいます。
見る時、ホテルからの返事も見ます。
その返事の内容がいつも同じ文面ばかり使っているのをときどき目にします。
それによって「このホテルはお客様の声に真剣に取り組んでいないな」と思ってしまいます。
ホテル支配人の顔が見えない分、お客様もホテルの回答の仕方だけで評価してしまうことがあります。
これは心しておかなければならないことです。
ネット上のお客様とホテルとの受け答えを、別のところから第三者のお客様が評価するのです。
便利になった社会だからこそ見えないところまで気を配る配慮が求められます